CATEGORY

JO対談

「企業は社会の公器」−CSRはアクションではなく経営そのもの

PHP総研主席研究員/立教大学大学院特任教授 亀井善太郎さん 江森:亀井さんが書かれた「企業は社会の公器」プロジェクト研究報告書が今年8月PHP総研から発刊されました。「企業は社会の公器」とは、現パナソニックの創業者である松下幸之助氏の言葉ですが、「企業は個人のものではなく社会のものである」という、まさに現代のCSRそのものと言っても良い概念です。今日は亀井さんの研究成果を中心に伺っていきたいと思 […]

石井造園がここにあることの価値をもっと高めていきたい

石井造園株式会社 代表取締役 石井直樹さん 江森:直樹さんは、横浜型地域貢献企業認定制度(以下横浜の認定制度)立ち上げの頃から、まさに一緒に育ててきた仲間なわけですが、認定以前にすでにISO9001に取り組んでおられたとはいえ、CSRをマネジメントシステムで回していくという認定制度の設計思想は初めからピンとくるものがありましたか。 石井:ISOをやっていて一番おもしろいのはマネジメントレビューなん […]

障害のある方が、安心して、やりがいを持って働ける社会に

元 横浜市健康福祉局障害企画課就労支援係長 江原 顕さん 江森:この4月から精神障害者が法定雇用率に加えられ、同時に法定雇用率そのものも民間企業では2・2%に引き上げられました。このことで何か変化は見られますか。 江原:たしかに法制度上は、この4月から精神障害の方を法定雇用率に入れることになったのですが、これまでも精神障害の方を実雇用率に入れても良いことにはなっていたので、すでに企業での雇用は進ん […]

たくさんの大人と出会う場が自己肯定感を育んでくれます

子どもの未来サポートオフィス 米田佐知子さん 江森:私が米田さんに初めてお目にかかったのは、横浜型地域貢献企業の集まりでNPOの皆さんと交流する企画があり、米田さんに「神奈川子ども未来ファンド」の事務局長として参加していただいたときだったと思います。現在はフリーランスとして講演活動などをされていますが、このような活動に関わったきっかけはなんだったのでしょうか。 米田:社会的な問題に関わるようになっ […]

未来のために「今」自分たちにできることを

株式会社スリーハイ 代表取締役 男澤 誠さん 江森:スリーハイさんは横浜型地域貢献企業の中でもかなりラジカルにCSRを進めておられると予々感じてはいたのですが、ついにと言いますか、この度一般社団法人を設立され、そしてまたこんなに素敵なスペースをオープンされるなど、ますます突き抜けてるなあ(笑)と感心しています。 男澤:周りから見るとそういうふうに見えるのかもしれませんが、僕たちにとってはとても自然 […]

「あなたがいて良かった」と言ってもらえる業界を目指して

横浜市資源リサイクル事業協同組合 企画室長 戸川孝則さん 江森:環境絵日記という事業を長年にわたって続けてこられて、弊社でも昨年から「地域企業賞」というカテゴリーに参加させていただいております。この事業の目的は、リサイクルやごみの分別に対する意識を高めてもらうことなんだろうと思いますが、対象を子どもにしたというのはどういう狙いがあったのですか。 戸川:私たちの仕事は皆さんがご家庭でごみの分別をして […]

子どもにはすごい力があるそれを認め、引き出したい。

認定NPO法人エンパワメントかながわ 理事長 阿部真紀さん 江森:阿部さんは私たちの生活の中で起きる様々な「暴力」に向き合い、CAPプログラムなどを通じて「暴力のない社会」を目指して活動されていますが、この活動はいつから始められたのですか。 阿部:日本でCAPが始まったのは1995年ですが、私自身は1999年にCAPスペシャリストという、CAPプログラムを実践できる資格を取得しました。その頃は7年 […]

発達障害でも活躍できる「自立した学習者」を育てたい

ラーニング・クエスト学習センター 代表 天田武志さん 江森:天田さんは発達障害児の症状を改善しながら、自ら学習できる環境を整える「塾」を主宰されているわけですが、具体的にはどんな活動をされていますか。 天田:横浜市青葉区のあざみ野に教室があって、そこをメインに活動していますが、週に1、2回は外でも教えています。ここは保土ケ谷駅前にある「カルチャーズデイ」という学習支援が必要な子供たちのための放課後 […]

自分の街を良くするために、もっと社会に参加してほしい。

NPO法人協同労働協会OICHI 理事長 坂佐井雅一さん 江森:坂佐井さんは定年後に生き甲斐をなくしてしまったり、あるいはお金に困ったりして自ら命を絶ってしまう人が後を絶たない現状に危機感を抱いて、サラリーマンが定年後にも自らの力で生きていけるように、「生涯現役」という理念のもとNPO法人OICHIを設立し、2014年には青葉区のたまプラーザに「起業支援センターまちなかbizあおば(以下まちbiz […]

漢字は書いても覚えられない!障害のある子と過ごした日々が「道村式漢字カード」の原点

点字学習を支援する会 会長 道村静江さん 江森:道村先生は視覚障害者の教育はもとより、視覚障害者の支援をする方にむけてのサポートという面でも素晴らしい功績を残しておられますが、そもそも視覚障害者の教育に携わったのはどのような経緯があったのでしょうか。 道村:私は大学を卒業したときに中学校の理科の教員免許をとりまして、中学校の先生になって、理科を教えて、ついでに「女バレ」の顧問になるのが夢だったんで […]

NO IMAGE

紙ファイルでSDGs 「脱プラスチックで海を守るファイル。」

レジ袋が有料になったり、ストローが紙製になったりと、SDGsの取り組みとしてかなり身近になってきた”脱プラスチック”。でも企業で取り組もうと思うと、変えられるものってそんなにないなあ…と思っていませんか。
会社でも”脱プラスチック”したい!という声にお応えして、オリジナル商品「紙製クリアファイル」を開発しました。仕事中に使うプラスチック製品としては、最も使用頻度が高いもののひとつ「クリアファイル」を”脱プラスチック”してみませんか。

CTR IMG