色の豆知識 / 古建築の色

桜の季節になるとお花見がしたくなります。
お寺など通りすがりにちらっと見るだけでも心華やぐものです。
年月に晒された渋い素木と桜の花のコントラストも素敵です。
日本の寺社建築は大陸からもたらされ、鳥居や本殿などには塗装がされており
赤と白を基調としたものや漆の黒や赤などがよく見かけることができます。
神社などの建物だと、赤(朱)、白、黒あたりの色がすぐ思い浮かぶと思います。

かつては、現在では素木が一般的な部分にも塗装がされていたようです。
緑や黄色など鮮やかなコントラストで塗装されていた部分も多く
我々現代人が抱く日本の古建築のイメージとは全く異なったものだったそうです。
海外旅行に行くと時々出会えるお寺に近いイメージでしょうか。
海外にあると普通でも、日本の風景の一部として出会うと違和感を感るかもしれません。

成分分析や復元の技術などが進歩すると、こうした発見がしばしば起こりますが
今までのイメージが台無しになり、時としてがっかりすることもままあります。
伝統色でカラフルに彩られた神社仏閣は想像するとインパクト大で
オリエンタルなテイストで素敵デザインだったかもしれません。
日本国内でいつか見てみたい光景ではあります。

カラフルな建築群といえば、都内近郊では平塚市の日向台がおすすめです。
東海道新幹線の車窓から眺められますが
ドラマやアニメなどの舞台になったこともある素敵かわいい街並みです。
個人の方のお宅なので新幹線から眺めるだけでお願いします。

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