色の豆知識 / 花の色

季節を彩る花は私たちの生活を潤いあるものにしてくれます。
春の花といえばチューリップやライラック、スイートピーなど。
スイートピーはドライフラワーにも向いているそうで、
最近はとても色鮮やかな生花と変わらないものが売っていて驚かされます。

日本でドライフラワーが広まったのは元禄の頃とされています。
日本では千日紅など、色が濃い目の植物で作っていたらしく、
ドライフラワーという言葉が使われだしたのは昭和になってからです。
当時は色を長く残せる技術や設備はなく
主に花の姿とかすかな残り香を楽しむものになってしまっていたようです。
ひなびた感じの色合いも素敵だと思いますが、花の少ない季節に楽しむことを考えると
やはり色鮮やかなものも欲しくなります。

色を残すために作り方の研究が多方面でなされてきました。
着色などの方法もありましたが、とても繊細な技術が必要で定着しませんでした。
近年、画期的な方法で色を残すことができるようになり
その方法のひとつが食品乾燥機で乾燥させるのだそうです。
食品をおいしさや栄養を守りながら乾燥させるための設備だから
色もそのままに残せたわけです。

現代のドライフラワーは姿とともに色も楽しめるものに進化しましたが
花に色が残っているということは、花が生きて呼吸をしている証しだそうです。

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